メガネレンズを薄くする方法まとめ
「度が強くて…」「厚みが気になる…」
「どうすればレンズを薄くできるの?」
というように、度数の強い方や少しでも厚みを目立たないようにさせたいという方は多いと思います。
そこで今回は、メガネレンズを薄くする方法、厚みを目立たなくさせる方法をまとめました。
目次
- 強度近視の方におすすめのメガネフレーム
- 遠視・お子様におすすめの薄型加工
- レンズ自体の厚みを薄くする”屈折率”
1. 強度近視の方におすすめのメガネフレーム
近視の方が視力矯正に使う凹レンズは、レンズ中心が薄く、周辺部へかけて厚くなっていくレンズです。
そのため、レンズの中央に近い部分だけを使えば厚みを抑えることができます。
↑-10.00Dのレンズは一番フチの厚い部分で1センチ以上もあります
レンズの横幅が小さいフレームなら、極力厚みを抑えることができます。
強度近視の方向けに誕生した『CONCEPT「Y」』がおすすめです!
カラーやレンズシェイプ、デザインのバリエーションも豊富で、-10.00Dの強度近視の方でもレンズの厚みや重さを抑えられます!
2. 遠視・お子様におすすめの薄型加工
遠視の方が視力矯正に使う凸レンズは、レンズ中心が厚く、周辺部へかけて薄くなっていくレンズです。
そのため、レンズの中央に近い部分だけを使うと、かなり分厚いレンズになってしまいます。
そこでおすすめなのが、凸レンズの場合にできる薄型加工です。メーカーさんによって「メッツ加工」「アシスト加工」「スライス加工」などと呼ばれています。
この薄型加工を入れていただければ、必要な最小限のレンズサイズでレンズをメーカーさんが作ってくれるので可能なかぎり一番薄く仕上げられます!
↑まったく同じ度数でも、薄型加工の有無で厚みが全然違います!
この加工はレンズサイズが小さいほど効果が高くなるので、お子様などの小さなメガネをお使いの方には必ず付けていただいています。
3. レンズ自体の厚みを薄くする”屈折率”
メガネ屋さんでレンズを選ぶ際に、「薄型」「超薄型」などといった表記を見たことはありませんか?
その薄さのランクを決定しているのが屈折率です。
左側が非球面の超薄型(屈折率1.67)レンズ、右側が球面の薄型(屈折率1.60)レンズです。
度数は左側が+6.50、右側が+5.50と、どちらも強い度数といえます。
厚みを比べると、一番厚い中央付近で約2倍ほどの差があることがわかります。
超薄型のほうは、厚みが約3ミリに抑えられ、プラスチックなどの樹脂系フレームであればほとんどはみ出ることもありません。
※ただし、高屈折レンズにはデメリットもあるので要注意!
①高額
②色のにじみが出る
③レンズがもろく欠けやすくなる
まとめ
近視の方、遠視の方それぞれに薄くするためのフレームやレンズ加工、屈折率についてなどをご紹介しました!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪