近々レンズとは?近々レンズについて解説!
先日お客様に「近々レンズを試してみたい」という方がいらっしゃいました。
こちらのお客様は近くを見る用にお医者様から提案されたそうです。
近々レンズという名前は一般的にはまだあまり認知度が高くなく聞き慣れない言葉かもしれません。
そこで今回は近々レンズについてご紹介します!
近々レンズとは、50cm~60cmくらいから手元までの距離をよくみえることができるレンズです。
レンズ上部に少し中間距離(ほぼ近方に近い)度数が入っておりレンズ下半分を広く近方度数に
累進させたレンズです。
度数の変化が小さいため歪みが少なく視野範囲も広く使えることが魅力です。
よく言われるのは「老眼鏡とは何が違うの?」という点です。
近々レンズも老眼鏡もどちらも近くを見るためのものです。
この2つの違いは…奥行きです!
1つの距離にしかピントが合わない老眼鏡と違い、近々レンズはもう少し奥まで見えますので
見たいものに顔を近づけたりする必要ありません。
例えばデスクワークの場合、老眼鏡で行うことも可能です。
しかし、手元から若干離れている位置をみるためには一度老眼鏡を外すか近ずかなければ見たいものを
きちんと確認する事が難しくなります。
それに対して近々レンズであれば、視線を少し上げるだけで少し離れた位置を見ることが
出来るようになります。
つまり老眼鏡と比べて、近々レンズはデスク全体にピントを合わせて見えるレンズです。
そのためいちいちメガネを外す必要もありません!
デスクワーク以外に手芸や読書など手元作業を長時間する方にもおすすめです。
デメリットとしては遠くは全く見えないところです。
遠近両用レンズのように遠くも近くも両方見ることはできません。
しかし、近々レンズは度数の差が小さいため遠近両用レンズよりも視野の範囲が広く感じる上に
歪みを感じにくいという利点があります。
また自然な見え方に近いので使用開始に際して練習や慣れも遠近ほど必要としません。
遠くも近くも見える遠近両用レンズとデスクワーク用の近々レンズを使い分けていただくと
快適な見え心地を得ることが出来ます!
いかがでしたでしょうか?
メガネプラザでは近々レンズを体験することができます。
気になる方はぜひスタッフにお声がけくださいませ!