服装に合わせたメガネの選び方
「メガネは目が悪いから掛けるもの」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、メガネ屋としては「掛けないといけないもの」ではなく
「掛けたいから掛けるもの」であってほしいものです。
そこで今回はファッションの一部としてメガネを楽しんでいただけるように
場所や服装に合わせたメガネ選びのポイントをまとめていきます。
メガネの素材について
まずメガネの素材には大きく分けて2つあります。
1つめは金属を使用したメタルフレームです。
2つめはプラスチックを使用したセルフレームです。
(他にも木や竹、水牛の角など自然由来のものを素材とするフレームもありますが今回は割愛します。)
①【メタルフレーム(金属フレーム)】
メタルフレームは枠が細身のものが多くすっきりとした印象になります。
軽量で柔軟性があり掛け心地がよいのも特徴です。
調整可能な鼻当てがついていることがほとんどで皮脂や整髪料などによるフレームの劣化も
少ないと言われています。
②【セルフレーム(プラスチックプレーム)】
セルフレームは様々な服装に合わせられるカラー性・デザイン性に優れ個性的な印象になります。
メタルよりも枠が太いものが多くしっかりと頑丈でレンズの厚みが隠しやすいという特徴もあります。
金属アレルギーの方でも使いやすいというのも長所のひとつです。
カジュアルとフォーマル
メタルはきっちりとしたイメージで真面目・クール・大人っぽいといった印象を与えることができます。
セルはラフなイメージでカジュアル・スポーティー・オシャレな印象を与えることができます。
つまり
①メタルフレームはフォーマルなシーン
②セルフレームはカジュアルなシーン
に選ぶと服装や全体の印象に合わせやすいです。
オフィスでのお仕事や就活、弔事などのフォーマルなシーンには落ち着いた印象を
与えてくれるメタル系のフレームがおすすめです。
逆に、遊びに出かけたり普段よりちょっと気合を入れてオシャレをした日、個性を
出したいときにはセルフレームがぴったりです。
また最近ではメタルとセルを組み合わせたコンビネーションフレームという種類のメガネもあります。
ブリッジのみがメタルのもの、テンプルのみがメタルのもの、ブリッジとテンプルがメタルのものなど
メタルとセルの使用量は様々です。
フォーマルというほどではないけど、カジュアルに振りきってしまうのも違うな…というようなときは
メタルとセルが組み合わさったフレームを選ぶとオシャレ上級者になることができますよ✧˖
まとめ
フォーマルなシーンならメタルを多く使ったフレームをカジュアルなシーンならセルを多く使ったフレームを
合わせるなど、場所や服装に合わせてメガネの素材を選んでみましょう。
フォーマルシーンに使えるメガネを1本、カジュアルシーンに使えるメガネも1本持っていると
どちらのシーンでも使えてとっても便利ですよ♪
ぜひ参考にしてみてください。