補聴器ってどう選べばいいの?~電池式/充電式~
「補聴器を試してみたいんだけど、何を基準に選べばいいのか分からない」
「そもそも補聴器のことをほとんど知らない」
という方がまだまだ多いようで補聴器選びには皆さま苦労しているように思います。
そこで、今回は補聴器選びの際のひとつの考え方を紹介していきます!
・細かい手作業が苦手かどうか
最近の補聴器はどんどん小型化が進んでいます。
補聴器本体はもちろんですが、特に考えてもらいたいのは電池です。
種類によっていろいろですが、補聴器の電池は基本的に数mm程度の大きさしかありません。
この電池の交換作業を約10日毎にする必要があるため、
手先での細かい作業が苦手な方にはちょっとストレスかも…というのが正直なところ。
というのを踏まえたうえで、ご自身がどちらに当てはまるか考えてみてください!
↓
A.細かい手作業は苦手な方だ
B.細かい手作業も特に苦にならない
A.細かい作業は苦手な方だ
細かい作業が苦手と感じる方には、充電式の補聴器がおすすめです。
なぜなら、充電式補聴器は先程説明した小さな電池の交換作業が必要ないから!
毎晩寝る前に付属の充電器に補聴器本体をしまっておけば、朝には勝手に充電されているわけです。
これはありがたいですよね!
いちいち電池を買いに出なくてもいい。ちまちまとした交換作業も必要なし。
欠点としては、本体+充電器を購入することになるので、初期費用は電池式のものよりも少し高くなります。
しかし長く使っていくことを考えると、寿命10日の電池をその都度買い足していくことになるので
長い目で見ればそう大差ありません。
B.細かい作業も苦にならない
細かい作業が苦手でない方は、電池交換式のものでも問題なく取り扱えることでしょう。
とはいえ、上で説明した初期費用の点以外はあえて電池式を選ぶメリットはないのが現状です。
それだけ充電式の技術が進歩して普及してきているということですね。
ただし、充電式はそのほとんどが耳掛け型と呼ばれるタイプです。
耳穴型と呼ばれるタイプで充電式というのはまだまだ少なく選択肢があまりありません。
何らかの理由で耳穴型にしたいとお考えの方は基本的には電池式から選んでもらうことになります。
ということで今回は補聴器を選ぶ際の基準をひとつ紹介させていただきました。
次回は先に出てきた耳掛け型と耳穴型どちらにするかの考え方を紹介します。
補聴器選びの参考にしていただければ幸いです。