メガネのレンズが厚いの気になる!
「僕(私)は、メガネ作る時に度数が強いのでレンズが厚くなるんだけど、どうにもならないよね?」というお悩みをフレームを選ばれる際によくご相談いただきます。
ここでお客様からよくある疑問として
「レンズを薄型にすれば厚みって薄くなるよね?」というお話があります。
そちらも1つの方法ですが一番大切なのは
A.フレームのサイズ(レンズサイズ+鼻幅サイズ)と瞳孔の距離(目幅)が一緒の幅でさらにレンズサイズが小さいものが一番厚みを抑えて薄くなります。
こちらに2本のメガネがあります。
どちらも 【左右 S:-10.50・屈折率1.67】の【同じ度数・同じレンズ生地】を使っています。一見すると右のメガネのレンズのフチがやや厚いように見えます。
では、横から見てみますと
実は、左のメガネのレンズは【5mm】 右のメガネのレンズは【8mm】で仕上がっています。
・それでは、左のフレームと右のフレームのサイズを見ていきます。
左のフレーム:レンズの片眼サイズ 47mm□鼻幅サイズ20mm
右のフレーム:レンズの片眼サイズ 56mm□鼻幅サイズ16mm
近視を矯正するレンズは、中央(中心)が薄くなり、外(耳側)にいくほど厚くなります。
ポイントは、フレームのサイズ(レンズサイズ+鼻幅サイズ)と瞳孔の距離(目幅)が一緒でなおかつレンズサイズが小さいものを選ぶことによってレンズの厚みが薄くなるメガネを作ることができます。
・例に上げたメガネの使用者の瞳孔の距離は【68mm】になります。
左のフレーム:47mm+20mm=67mm
右のフレーム:56mm+16mm=72mm
比較した場合、左のフレームが瞳孔の距離と近いことからレンズは右のフレームと比べて薄く仕上がりました。
フレームを選ぶときは、最初に検査をしてご自身の【度数と瞳孔の距離】を診てもらい、
その後に、テンプルの内側に書いてあるサイズを確認して自分に合ったフレームを決めていきましょう!
ご自身で見極めるときに難しいところがありますので、その際はスタッフにご相談ください。
お客様のお顔にお似合いになり、厚みも抑えられるフレームをご提案いたします。