コーティングが剥がれた!そんなときは…

「レンズの表面がなんかおかしいんだけど…」

「それはコーティングが剥げてしまっていますね」

「コーティングだけ貼り変えられないの?」

「コーティングの劣化は、もうレンズごと交換するしかないんです…」

こんな会話をすることがよくあります。

コーティングだけ上から貼りかえることができると思っている方も少なからずいらっしゃるのですが、レンズの表面についた小さなキズや熱などによってコーティングが剥がれてしまうと、レンズごと交換しなければコーティングは復活しません!

 

 プラスチックレンズは熱に弱い 

軽くて割れる心配のないプラスチックレンズが主流になっていますが、プラスチックレンズは熱に弱いという欠点があります。

夏の車内に置きっぱなしにしたり、お風呂やサウナにメガネを掛けたまま入ったりしてしまうと、クラックと呼ばれるヒビがコーティングに入ってしまいます。

これはレンズのみが熱によって膨張しレンズの膨張に追いつけなかったコーティングが伸びてしまい、冷えた時にヒビ割れたようになってしまうためです。

↑熱によって細かい網目状のクラックが入った状態

 

拭きすぎにも注意

大切に手入れをすれば長くお使いいただけますが拭きすぎにも注意が必要です。

砂やほこりなどの小さな粒子が付いた状態でゴシゴシこすってしまうとレンズにキズがつき、そこからコーティング剥がれがどんどん広がってしまいます。

↑鼻あて側のコーティングがほとんど剥がれてしまった状態

水で洗い流すティッシュで水気を取るメガネ拭きの柔らかい布で仕上げ

いきなり布などで拭くのではなく、まずは水で表面上の汚れを洗い流すようにしましょう!

 

コーティングの寿命

度数に変化がなくても5年ほど使えばコーティングも寿命がやってきます。

汚れが拭き取りにくくなった、レンズが黄色っぽくなってきた、キズが気になる…など

レンズ交換のサインを感じたら、ぜひご来店くださいませ!

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この記事を書いたスタッフ

岡本 淑子

・趣味:木彫り 小物作りbr>・好きな色 スカイブルー
・やりたい事 北海道でジンギスカンを食べる

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