「最近耳が聞こえにくい…」原因は耳が薄毛になっているから!?
2020年10月05日
「最近何となく耳が聞こえにくい気がする…」
それ、【耳の薄毛】が原因かもしれません!
「耳が薄毛になるってどういうこと?」とピンと来ないかもしれませんが、
その説明をする前に私たちの耳がどうやって音を認識する仕組みになっているか簡単に図でご案内します。
空気の振動を鼓膜でひろって、その振動を蝸牛(かぎゅう)という図にある渦巻きのような形をしている器官で電気信号に変換。
そして、脳に伝えているわけです。
これを覚えておいてください!
蝸牛(かぎゅう)は有毛細胞と呼ばれる毛の生えた細胞で構成されています。
有毛細胞の細かい毛が振動を電気信号に変えてくれるわけですが、ここで最初の【耳の薄毛】に繋がってきます!
有毛細胞は蝸牛(かぎゅう)の入り口付近のものは高音を、奥の方にあるものは低音をひろうというように担当が分かれています。
しかし入り口付近の有毛細胞は担当外の低音にも揺らされてしまうため、奥の有毛細胞に比べて消耗が早いんです。
蝸牛(かぎゅう)の入り口付近の有毛細胞が減る、つまり薄毛になることで高音が聞こえにくくなってしまうんですね。
しかもこの有毛細胞は生まれてから年齢を重ねるごとに減る一方!増えることはないそうです…
年齢とともに高音が聞こえにくくなるのは仕方のないことで40代から50代ぐらいでその傾向が出てきます。
しかし最近はイヤホンで音楽を聴く人が増えたりで若くても耳が聞こえにくいという方が少なくありません。
聴力の低下に自分で気づくのは意外と難しいものです。(これは視力の低下についても一緒ですね!)
メガネプラザでは聴力・視力どちらも無料で測定ができます。
何事も早めに対処しておくのが大事ですから、まずは一度ご自身の眼と耳がどんな状態なのか知ることから始めましょう!