【かんたん解説】インディビジュアル(オーダーメイド)レンズってどういうもの?
2025年01月24日
最近は各レンズメーカー様が「インディビジュアル設計」のレンズというものに力を入れていらっしゃいます。
「インディビジュアル」と言われてもイメージが湧きにくいかもしれませんが、
いわゆるオーダーメイドのことだと思っていただければ大丈夫です。
通常のレンズでもお客様一人一人に合わせた度数でおつくりするのですが、
インディビジュアル設計のレンズは、お客様の度数はもちろんお選びになったフレーム装着時の細かな数値を測定し、それをレンズ製作に反映させています。
”あなただけの見え心地”を提供できるオンリーワンのレンズということですね。
とりわけ遠近両用を使っている方であれば感じたことがあるかもしれませんが、
「メガネを掛ける位置がちょっとズレると見え方が違う」ということが起こります。
インディビジュアルレンズはこの「メガネ(フレーム)をどう顔に掛けるか」を徹底的に数値化し、
眼だけでなくお客様それぞれのお顔にピッタリのメガネを作るためのレンズなんです。
インディビジュアルレンズを作るうえで重要な要素は3つ。
①フレームそり角測定
上からみたときのフレームの反り具合によって、お顔に対するレンズの角度が変化します。
②フレーム前傾角測定
お耳の高さによって前傾角も変化します。
フレーム選びには正面だけでなく横顔も確認も大切です。
③フレーム頂点間距離測定
頂点間距離は平均12㎜と言われておりますが、お鼻の高さにも違いがあります。
データに合わせて最適な見え方に調整してくれます。
これら3つの要素を実際のフレームをお顔に掛けていただいた状態で写真に撮らせていただき、
数値化したものをレンズに反映させることで、
あなたが選んだフレームをあなたのお顔に掛けた時に最高の見え心地になるレンズが出来上がるというわけです。
顔幅、目の高さ、耳の高さ、鼻の高さなど、すべての要素は複合的に影響しています。
レンズ、フレームをお選びになる時はスタッフにお尋ねください。
お客様の視生活に合わせて、最適なものをご提案いたします。