【かんたん解説】老眼ってそもそもどういうもの?
2025年01月10日
突然ですが、店頭でお客様と会話していると
「老眼鏡ってどんなメガネ?」「そもそも老眼って何?」「ルーペと何が違うの?」
といった質問を度々いただきます。
そこで今回は皆様の疑問を解消すべくこの「老眼」について簡単に解説させていただきます!
そもそも老眼って?
まず前提として「老眼」について説明させていただきます。
老眼とは一般的に加齢とともに手元が見づらくなる状態のことを指します。
なぜ手元が見づらくなるのかというとそれは目の構造にあります。
眼の中には、カメラでいうところのレンズの役割を果たしている「水晶体」と呼ばれる器官があります。
水晶体は「毛様体筋」と呼ばれる筋肉によってつり下がっており、
この毛様体筋が収縮することによって水晶体は厚みを変え、近くや遠くにピントを合わせることが出来ます。
無意識でやっているあたり、人体ってすごいですよね。
しかし年齢を重ねると、この水晶体はだんだん硬くなってきてしまい厚みが変わりにくくなるんです。
それに加えて毛様体筋の筋力も弱まっていくので、どうしても近くにピントがあわせづらくなってしまいます。
・・・と、これが俗に言う「老眼」の正体です!
老眼の症状
◎本や新聞、スマホなど手元の小さな文字が見づらくなった。
◎パソコンを使用した後、目が疲れるようになった。
◎頭痛や肩こりがなかなか治らない
これらの症状に心当たりはありませんか?ひょっとするとそれは老眼の合図かもしれません。
老眼の症状は一般的に40歳くらいから感じ始めると言われていますが
老眼は加齢現象の一種ですので、遅かれ早かれ誰にでも必ず起きます…(涙)
歳を重ねるにしたがって足腰が思うように動かなくなっていくのと同じですね。
そんな老眼に合わせてつくられたのがいわゆる老眼鏡、というわけです。
この老眼鏡にも種類が様々あり、目的に合わせた度数選択が重要です。
そのあたりについては以前の記事でもご紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。