補聴器の色ちゃんと選んでますか?
2021年03月15日
補聴器の性能や大きさについてこだわる方、じっくり考える方が多いように感じますが、
補聴器の色についてこだわりのある方はまだあまりいらっしゃらないようです。
ほとんどの方が「色はどうしますか?」とお聞きすると
「目立たなければなんでもいいよ」とか「普通はみんなどういう色を選ぶの?」と言われます。
やはり皆さん「なるべく補聴器をつけてるって分からないようにしたい」という思いが強いようです。
お気持ちはよく分かります。
聞こえに不安があれば補聴器をつけるということがまだ当たり前になっていない日本では
「あの人補聴器つけてるんだ」と思われるのにはちょっと抵抗がありますよね。
とにかく目立たせたくない、という声にお応えすると補聴器の色はベージュ系など肌に近い色になります。
実際、耳掛け式の補聴器だとベージュ、グレー、ブラウンといった落ち着いた色が多いですね。
ただ、最近は赤や青といったオシャレなカラーも選べるようになりましたし
耳穴式ならグリーンやピンクなど、バリエーションが更に増えます。
期間限定のサクラカラーなんかも出ていたりしますよ!
耳穴式については明るい色がつくのは耳の中に収まる部分だけなので
外から見える部分はベージュやブラウン、ブラックといったカラーです。
なので意味合いとしては、
・外して置いたときに目立つので失くしにくい
・自分だけが分かるオシャレとして目に楽しい
といったところです。
補聴器が目立つとイヤだなという感覚を引きずったままだと補聴器をつけること自体がイヤになりかねません。
それはもったいないことです。
補聴器をつける楽しみの一つとして目立たない色ではなく自分の好きな色にしてみると
前向きな気持ちでつけられるかもしれません。
今後補聴器の買い替え新規購入をお考えの方は是非色についても考えてみてください。