まぶたが下がって前が見えにくいと思っていませんか?
2017年06月10日
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは・・・
顔を正面に向けた時に、まぶたが黒目の上まで上げられない状態のこと。
まぶたを挙げる筋肉やそれを動かす神経の異常や、
まぶたの板とまぶたを挙げる筋肉をつなぐ腱膜というものが
はずれて緩んでしまうことが原因と言われていて
眼瞼下垂症になると
- 視力はあるのに視野が狭く感じて見づらい
- まぶたが開きづらくなり、目の周囲にシワができる
- 頭痛や肩こり、腰痛、眼精疲労を起こす
といった不都合が起こります。
また眼瞼下垂には軽~強度の程度があり、
上まぶたの位置がどの位置にあるのかで判断します。
軽度:黒目の上側に少しかかる程度
中度:黒目の中心より上
強度:黒目の中心より下
眼瞼下垂症の対策をご紹介します!
まずは症状が出る前に!
生まれつきまぶたを動かす筋肉が弱い場合など先天性のものもありますが
後天性の眼瞼下垂症の場合は
- 目をこする
- メイクのやりすぎ
- パソコン使用
- コンタクトレンズ使用
といった行動を減らしてまぶたへの負担を軽減することで対策ができます。
症状が出てしまったら・・・
手術をする
こちらが主な治療法で、まぶたの板と筋肉をお再度固定します。
非常に高度な技術を要する手術のため、
仕上がりが思い通りにならない等リスクもあります。
メガネで矯正をする
メガネに取付けてまぶたを持ちあげるパーツを使う方法です。
メガネを掛ける必要や、付けられるメガネの条件はありますが
すぐに改善ができます。
軽度の方も含めると日本人の100人に1人は眼瞼下垂症と言われていますので
もしかして自分も…?と思った方はぜひ鏡で見てみてくださいね。