プロが教える!メガネ・サングラスの豆知識

馬瀬川上流 アユ釣りにおすすめのTALEXカラー3選!

2021年07月26日

こんにちは!

今回は岐阜県下呂市馬瀬西村にあります、”フィッシングセンター水辺の館”へ行き、

アユ釣りのメッカとも呼ばれる馬瀬川TALEXレンズカラーがどのように見えているのか、

自分の目で確認してきました。

その中でおすすめのカラー3選をご紹介いたします。

 

さっそく紹介、といきたいところですがその前に少々前置きを…

『アユ釣りに関して』

アユは縄張り意識が強く、自分の縄張りに入ってきたアユを追い出そうと攻撃をしかけます。

その習性を活かし、オトリとなるアユに針を仕掛けて釣り上げるのが、いわゆる友釣りという釣法です。

 

また、アユ釣りの竿は8メートルから10メートルと長く、糸に付けた目印や竿に伝わる振動で釣りをしています。

川の中に入りアユがいそうな場所を探りながらじっくりと釣りをします。

必然的に水面に近い状態が続くため、ギラつきで目が焼けてしまわないようにサングラスは必須と言えるでしょう。

 

 

『見たいのは足場と目印』

実際に川に入ってまず思うのは、足場の確保がいかに大事かということです。

今回のフィールドである馬瀬川は水の流れが速く、岩についた苔で足が滑りやすい環境でした。

そんな中で水中を歩くので、足元が岩なのか砂利なのかが視認できるととても安心。

また、糸先の目印については今回はオレンジイエローの2色でした。

これらを踏まえて、水の流れが速い場所(白波がたつようなポイント)で

水面の反射

足場と目印の視認性

に注目してレンズカラーごとに違いをみてきました。

 

まず水面のギラつきに関しては、

TV(トゥルービュー)やEG(イーズグリーン)、AC(アクションコパー)に加え、

あとで紹介する3色を含めて様々なカラーで比較をしましたが、

どれもしっかり反射を抑えてくれたので眩しさはあまり感じませんでした。

 

 

さて先述した足場と目印の見やすさに関してオススメなのは、

TVS(トゥルービュースポーツ)

LB(ラスターブラウン)

AP(エアリーパープル)

の3色です。

 

 

今回の馬瀬川のように綺麗に透き通った水の場合、

ナチュラルカラーの方が岩と砂利との違いが分かりやすいので安心して水中を歩くことが出来ます。

コントラストが強すぎるカラー(AC、LO)や可視光線透過率の低い(TVF、AB)カラーは

足場と目印どちらに関しても、ぼやけて見づらく感じる場面が多かったように思います。

 

TVS

偏光機能で白いギラツキを抑えつつ自然な見え方でした。

少しコントラストも効かせてあるため、水底の岩や砂利も確認しやすいです。

色調の変化が少なめなので、目印のオレンジはオレンジ、イエローはイエローのまましっかり見えます。

時間帯や場所を変えながら見比べましたが

これといって苦手な場面がないのは、さすがオールマイティと言われるだけありますね。

 

LB

ブラウン/コパー系のレンズの中では違和感の少ない自然な見え方。

今回紹介する3色のなかではコントラストが強く、岩の輪郭が強調されて全体的に立体感が増して見えます。

水底までの深さが目測でも分かりやすいように感じました。

 目印に関してはオレンジが特にハッキリと見えた印象です。

AP

岩の輪郭も見やすくなりますが、何より水底の白い砂利がより白く際立って見えました。

足を滑らせないよう砂利の部分をしっかり見極めたい今回の環境では、かなり評価が高かったカラーです。

外見に反して、掛けている本人からの見え方は非常にナチュラル。

グレー系に近いと言っていいぐらいの違和感のなさです。

 

今回は馬瀬川というフィールドで、アユ釣りという条件での見え方比較の結果です。

場所や釣りの種類が変われば当然結果も変わってきますし、個人差も当然あると思いますが

今後のレンズ選びの参考にしてもらえれば幸いです。

 

最後になりますが、今回は岐阜県在住の内木様にご同行をお願いしフィールドテストをさせていただきました。

この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。

内木様、ありがとうございました!

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