グラデーションレンズ~メリットと応用~
2019年04月09日
「サングラスを使っていて、眩しさを抑えようとすると暗くなる。」
「だけど、薄い色のサングラス使うと直射日光とかで少し眩しく感じる。」
そこでオススメしたいレンズが、メガネプラザ”オリジナル”の偏光レンズ【グレアブロック】です!
偏光レンズという設計をベースに、レンズの上が濃く、下が薄いハーフカラーになっているため、急な状況の変化にも対応できます。
初めてのサングラスをお考えの方から、偏光サングラスを愛用されている方まで幅広いユーザーに向けて作られています。
日常シーンやアウトドアシーン、サングラスのレンズとしてご紹介します。
~目次~
1.朝日と西日が眩しい時ってどうすれば…
2.偏光サングラス買ったら液晶画面が暗いんだけど…
3.持っているサングラスのレンズを替えたい!
4.まとめ
1.朝日と西日が眩しい時ってどうすれば…
「運転用でサングラスを使っているんだけど、朝日と西日が眩しいから濃いサングラス掛けてるけど、それだと周りや普段の運転中が暗くなりすぎて見えづらく感じるんだよねぇ…」
というご相談でお客様がご来店されました。
「そんな時は濃いカラーのサングラス掛ければいいの?薄いカラーのサングラス掛ければいいの?」
その相談から、まずサングラスのレンズカラーは光を抑えるのに最適で景色が自然に見える”グレー”をベースにご提案しました。
グレーのサングラスの提案で私おすすめの【ハーフカラー(上が濃くて下が薄いカラー)のサングラス】と【薄いカラーのサングラス】を外で実際に掛け比べてもらました。
その時体験した見え方
①【ハーフカラー(上が濃くて下が薄いカラー)のサングラス】はこちら…
・上の濃い部分で“朝日や西日を抑えて”、下の薄い部分で“周りの景色の明るさ”を保つようになっています。
実際に外で見てみると上の雲のところが少し暗くなっているのがわかります。
②【薄いカラーのサングラス】はこちら…
・朝日や西日は眩しさを和らげるくらいですが、“全体的な暗さはほとんど感じません”
実際に外で見た場合、全体が同じ色で見えるのがわかります。
お客様は「眩しさが抑えられている感じがする!」と①【ハーフカラー(上が濃くて下が薄いカラー)のサングラス】を選ばれました。
2.偏光サングラス買ったら液晶画面が暗いんだけど…
「アウトドア用に偏光サングラス買ったんだけど、地図を見ようとスマホ見たら”暗くて”見づらいんだけどどうにもできない?」とよくハイキングやランニングをされるお客様からご相談がありました。
そもそも【偏光サングラス】って何?
…普通のUVカットが入って色の付いたサングラスとは違い、レンズそのものに”偏光膜”を入れて、太陽の眩しさ以外にも「道路の白い光」や「木々の葉っぱの白いチラつき」といった”反射光も抑えてくれる”サングラスです!
写真だと反射板に写り込んでいるイラストが、偏光レンズで見ると本来のイラストが見えるのがわかります。
しかしこのサングラスにも弱点があり、”偏光膜”が最近のスマホやTVに入っている”液晶板”と相性がわるくてスクリーンの文字が暗くにじんで見えてしまうのです。
偏光サングラスでこの問題を解決する方法はいくつかありますが、今回ご提案したのが【グラデーション偏光サングラス】という方法です。
実際に、濃い色と薄い色でタブレットを見たときの見え方です。
(上が、色の濃い偏光サングラス:下が、色の薄い偏光サングラス)
時計の文字の見え方やスクリーンの写真の明るさの違いがわかります。
色の薄い偏光レンズでは液晶画面は見えますが外でまぶしさを抑えれません。どうしても色の濃い偏光レンズが理想です。
そこで、“当社オリジナル グラデーション偏光サングラス” は両方を兼ね備えています。
フレームは、スポーツでも対応出来るようにフィット感の良いモノをチョイス!
鼻のあたり、耳のかかりの調整がご自身で可能。
レンズは、路面の状態がハッキリ見えるようにブラウン系のコントラストカラーでご提案。
「フレームは安定感もあるし、このレンズならスマホやデジタル時計でも見えるよ!」と仕上がりに喜んで頂けました。
3.持っているサングラスのレンズを替えたい!
「昔、買ったサングラスのレンズが悪くなって直したいと思って買ったところに持って行ったら『もう交換できない』って言われて捨てようと思ってるんだけど…もう無理だよね?」
私が、接客してきたサングラスのお客様からのお話で一番多い相談です。
『メーカー・モデル・同じカラー』すべての条件を同じ様にしたいということは”ほぼ出来ない”と言っても過言ではありません。(購入時期やメーカーの在庫状況によっては出来ることもあります。)
「交換出来ない…それでもフレームは気に入ってるし…」という方には、新しく別メーカーにはなりますがレンズ交換をご提案しています。
レンズ交換ともなれば、レンズメーカーはいくつもありご希望に合った性能とカラーのレンズをオススメできます。
サングラスのレンズとして大きく4種類に分けられます。
・クリアレンズ…カラーは無色透明で、UVカットを入れたレンズ。ダテメガネや透明でUVカットしたい!という方に人気。
・カラーレンズ…カラーが入っていて、こちらは目に見える眩しい光も抑えてくれます。ファッションとしても使いたい!という方に人気。
・偏光レンズ…カラーレンズよりもさらに、道路や木々、水面の光の反射も抑えてくれるレンズ。アウトドアなど外をメインにしっかり眩しさを抑えたい!という方に人気。
・調光レンズ…室内ではクリアですが、外で紫外線を浴びるとカラーが入ってくるレンズ。朝から夜まで一日中掛けられるサングラスにしたい!という方に人気。
その中でも当店で人気レンズは、偏光レンズになります。
実際に外でいろんなレンズを体験して頂くと、「本当に眩しくないね!すごくクリアに景色が見える!」と驚かれています。
あとは、カラーの濃さや色合いで見え方に違いが出てきますので実際に見て決めていくのが一番です!
レンズ交換して仕上がったサングラスを掛けて頂くと、
「フレーム使えて良かった~。レンズも見やすいのに変わったから買った時よりも良くなった気がするわ!」と喜んで頂けました。
4.まとめ
いかがでしたか?偏光レンズというレンズは眩しさを抑えてくれるレンズです。しかし、色の濃さで見え方も変わってきます。「オールマイティーに1本で使って行きたい!」という方には、メガネプラザ”オリジナル”偏光レンズの【グレアブロック】をオススメしています。店頭サンプルもありますので、ぜひご自身の”眼”で見え方を体験してみてください。
☆ブログを書いたスタッフ:HORI KENTA
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☆マイブーム:美術館巡り